3月28日(日)ミャンマーでの国軍記念日の大虐殺を打ち破るたたかいが続いています

 

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今日で名張毒ぶどう酒事件は発生から60年となりました。

今日は午前11時半から、名古屋駅笹島交差点で取り組まれた名張毒ぶどう酒事件 発生から60年の大宣伝行動に参加し、午後2時からの全国の会の総会に出席させていただき、その後運送ドライバーの方々の要求書作成と打ち合わせをおこなってきました。

絲山秋子さんの『ダーティ・ワーク』は2つめの短編を読み終え、61頁まで来ました。名古屋市長選挙をめぐる情勢判断から思い立って塩野七生さん編集の『マキアヴェッリ語録』を112頁まで読み、『死の家の記録』は304頁で足踏みしています。あとは昨日久々に「チベット初期中観思想における二諦論」という短い論文に目を通しました。勝義諦と世俗諦の特徴の解釈をめぐる文献学的考察ですが、読んでいるとツォンカパによるゲルク派の理解よりサキャ派の理解の方が正しいかも知れないなと感じました。これはヘーゲル的な絶対的真理と相対的真理についての認識と置き換えて考えてみるとチベットの学匠たちのとても深い理解が浮かび上がります。

それはそうと、ミャンマー国軍は国軍記念日を、クーデターに反対して非暴力でたたかっている民衆の血で汚し1日で百人を上回る虐殺をおこないました。そして、もうすでに3百人以上の抗議行動参加の民衆が殺されてきたけれども、チベットの民衆は国軍の銃火の犠牲になった人々を悼みつつも果敢にたたかい続けており、少人数デモに切り替えたり創意ある運動を粘り強く諦めることなくたたかっています。

この諦めることのない精神、闘う意志がわれわれを励ましています。ミャンマーのたたかう民衆が必ず国軍クーデターを打ち破り、民主主義をいっそう新しい段階に高めることは疑いないことだと確信します。

本日、これぐらいにて失礼致します。ご機嫌よう。