2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

最賃生活は本当に退屈でつまらない反復される日常なのか

なにげなく無自覚に生きていることは目的意識的ではありません。本能や欲望に任せ、移ろいゆく時を漫然と過ごすことは、楽かも知れませんし、また堅苦しくなくて、「人間的」とも思われるのですが、必ずしも「人間的」というならば、ひとの人生はそうばかり…

厳寒の2月にふたたび民主主義革命の夢をみる

愛知の最賃生活体験運動は、ことしは日程がずれて2月10日からのスタートです。 よほどの数学好き、統計好きでもない限り、毎日毎日の繰り返される支出を中心とする家計簿のようなものをつけることには、「簿記の記帳・表式化、管理、統制」がどういう役に…

最賃生活体験運動の概要 

愛知の最賃生活体験運動 1ヵ月の賃金設定(1)愛知の最賃額898円×1日:8時間×就業日数:月22日=158,048円 ※ここから社会保険料、税金1ヵ月分(30,175円)を差し引いた 127,873円で生活します。 ※ただし、家賃は48,000…

現行の地方最低賃金は「最低賃金」たる役割り・機能を持っているのでしょうか。

「健康で文化的な最低限度の生活を営む」にたる金額というのは、独立単身生計を充足させることができるということから言うと、実に最低生計費とイコールであってはじめて、その役割と機能をはたしていると検証可能となるように考えています。そうしますと、…

最低賃金生活体験と読書=二重または重層的な人生

フランツ・カフカの『訴訟(『審判』)』はもっともドストエフスキー的と言われているようです。 後者の『地下生活者の手記』にみられるパラドックスの二択でどちらが良いと思うか、という問題は、まぎれもなくこの現実世界の二重性を表現し、誹謗から惨殺に…

ただいまは愛知県知事選挙の真っ最中

革新県政の会の候補者は愛労連議長でベトナムからの研修生・実習生問題など アジアの若者たちの人権と暮らし、労働基本権のたたかいをすすめてきました。 投票日には、もちろん期日前投票でも、主権者県民の意思表示に行きましょう。 最低賃金を下回る金額で…

2019年2月1日から、性懲りもなく最低賃金体験運動に参加します

もう十数年にわたって2月になると最低賃金生活体験をしております。 もう66歳なのに、全国一律最低賃金制度の確立をめざし、 2月一か月間の人生や読書や雑感と、生計費の支出部分をさらけ出しています。 ああ、恥ずかしい。 この恥辱感・屈辱感を忘れないよ…