2020年2月4日(火)同時に読んでいる本 その2

今日はまず裁判所に行き、SトレーディングCの和解にのぞみ、あっさりと成立してしまいました。そのあと、ヤマゼンホームの裁判傍聴、次回は証人尋問です。そして事務所に車に乗せてもらって行き、国民救援会愛知県本部あてに昨日の最賃宣伝への妨害行動に対する報告書を作成してFAXをし、東別院にて栄総行動の事務局会議に参加、終わって帰りましたので、本日の交通費は、230円+200円+270円の小計700円です。

本日の食費は昼にKKR三の丸で1,100円と夕食は握り寿司+茶碗蒸し1,500円の小計2,600円。4日間の累計は21,316円でした。あすから、徹底的に節約しなければ。

ところで、『賭博者』は第3章から第4章に入りました。第3章はちょっと退屈で、第4章は2回目の賭け勝負です。

絲山秋子さんの小説で、これまで読んだものの中では『海の仙人』が一番良かったと思います。『逃亡くそたわけ』は大分前に本屋でみかけた文庫版の帯に書かれていた「なんとかエレのリンネルは1着の上着に等しい」という頭の痛くなるときに脳で繰り返される呪文が『資本論』のはじめの価値論のところで出てくる等価交換式なのでとても印象に残っていました。でも、メンタルの施設から逃げていく人にとっては、それは苦しい呪文で、施設では頭がぼーっとなる強い薬を飲まされて虚脱させられている状態が、なかなかに逃げ出したくなって当たり前と言うことを理解することができます。『ばかもの』では二つの依存症、特に中盤以降のアルコール依存症がとてもよく描けていて、周りの人も苦しめ、自分も深く傷ついていくのだな、と思いました。

きょうもいろいろなことがあって、これくらいにしておいてやろうと思います。