2月28日(木)最賃生活体験運動19日め-

今日は、義兄が連絡がとれないという状況が昼頃にあったため、昼をおごっていただいて義兄の自宅へ車で行き(無事であろうことが概ね確認できたので)その足で名中地域センターまでK氏との県労委書面作成についての打ち合わせのために送ってもらいましたので、そのあとリハビリへ行った地下鉄代 230円、それから最賃生活体験運動中間激励&報告会へ参加させていただき、 230円と帰りが 270円で、交通費の小計は 730円です。

食費はあさはいつも通りピュアな水200㏄、昼はおごってもらい、夕食は最賃の激励会で焼き肉&揚げ寿しはすべてロハで、珍しく0円で、支出合計 730円、累計69,985円となりました。

 

ドストエフスキーは生き生きとした会話があり心理描写のなかに単純ではないパラドックスがあったり、出来事や人間関係に皇帝暗殺の革命運動の秘密グループが示唆されたり、無神論と神様にすがる人間の思いなど(神様に祈りを捧げない人々のための祈り)いろいろと学ぶ気持ちに応える内容があり、感心します。それは今日においても、共通している考えや感情を豊かに含んでおり、多くの人々が読むに値する重要な小説と言えると思います。読まなくったってどうと言うことはありませんけどね。読むと読まないとの違いといえば、そうした言葉と考え方を知るかどうかですが、これは間接的経験としては死刑寸前で命を救われたドストエフスキー流刑地に送られる囚人たちに交じって、土地の婦人たちの慰問を受けた中に『聖書』が差し入れられていて、かれは深くそれを読んだ、ということと共通するものが、ドストエフスキーの小説の読者にも与えられるということです。

今日は最賃生活体験運動の中間激励&報告会ではそのことは話しませんでしたけれど、人間における関係の絶対性は間接的経験に置いてさえ、深く読み続けた書物や作者とつながり、意識はそうした人々のことをも自分の直接的経験や人々とのつながりとともに、一体のものとして人間を形成しつづけていくのではないでしょうか。

革命運動もそういうものなのではないでしょうか。