4月8日(木)名古屋市長選挙では、お辞め下さい、河村たかしさんで。

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ずいぶん暖かくなってきました、民主主義革命も花盛りになっていくとよいですが、コロナウイルス感染拡大の第4の波が大変気になります

今日までの仕事を来週月曜日まで延ばしてもらい、なんとかやり遂げていこうと思っています。といいながら、絲山秋子さんの『ダーティワーク』という短編連作を読み終えました。塩野七生さんの『マキアヴェッリ語録』はポケットに入れて持ち歩くので、カバーが破れてボロボロになっていますが、164頁まで読みました。高校3年の時に『君主論』は読み、文庫版の『フィレンツェ史論』は持っていたけれど読まずに処分、『政略論』はなんか中央公論社の世界の名著に入っていたかも知れないのですが、読んでいなかったのでそれなりに楽しんでいます。『虐げられた人々』は第1章止まりで、遅々として進まずどころか完全に停止中です。

4月に入って今日はもう8日です。『ダーティワーク』は後半がよくなってきて、花屋はブーケをつくってるときはたいしたことないけれど、TTと呑んでるときはその辺にいる神様(海と仙人にでてくる神様)のように冴えてるおっさんで、熊井のヌード写真なんかはちょっといいイメージです。こういう、やるなっていうキャラクターの人物が生きている感覚が絲山さんにはあるので、読んでいていいです。人間が生きている中で他者の意識をとらえ理解するということの直感的刺激、とか、あると思うのです。

まぁ「勘 」と言っていますけれど、人のこころがある程度読めるとか、察する力があるとか、そういう鋭さというものが、リアリティとして出てくるとか、作家の書いていることが、ことがらにしろ、人間観にしろ、深いなぁ、というものがあるものはいいのです。読んでいて快感であったりします。刺激が来て化学的な快楽物質が分泌されるのかもしれません。

明日も仕事に頑張りますので、今日はこれくらいで、ご機嫌よう。