2020年2月18日(火)

本日は午後6時30分から第93回栄総行動第2回実行委員会が東別院にて開催されました。交通費は270円×2で540円です。食事代は朝が水200㏄でゼロ、昼がトリそぼろ卵丼で450円、夕方が野菜卵サンドとココアと紅茶で550円、支出小計は1,540円で累計は61,486円となりました。

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『賭博者』は第12章を読了、お祖母さんは2回にわたって手持ちの全財産をすってんてんに負けてしまい、そのあいまにポリーナを一緒にモスクワに帰らないかと誘い、ポリーナがフランス人との関係の事情で一緒には行けないことを主人公はこのお祖母さんの言葉から知ります。果たしてここへ来たばかりのお祖母さんがいつの間にどうしてそんなことを知っているのか、さっぱり分かりません。第13章の頭では、この手記を1カ月ほおっておいたと書かれています。物語はこれからどう展開するのか、お祖母さんのように一度のめり込むと破滅するまでいきつき、依存症になってにっちもさっちもいかなくなるに違いありません。勝って取り戻すまで、と思っている人が勝てるはずもないものが賭博であり、金銭欲の本質なのかも知れません。ところで金があるからといってどうだというのでしょう。いつも思うのはないよりもあった方が良いとしても、程があるということではないでしょうか。例えば賃金は高いほど良いと言えるのか、安いより高い方がいいとしても、どうなんだろうと考えます。生活の質を贅沢にして、何でも高いものをいくらでも買ってどうしようというのでしょう。

収入の多すぎる人というのは累進課税で国家が巻き上げたとしても、やはり絶対額が高くて、不動産とか金とか株とか、そういうことでカジノ経済に身を乗り出していくのでしょう。そして、いつか失敗して身を滅ぼすとか。

一方の極にカジノ経済や地位によって等で富をなす大金持ちを、そしてその対極に最低賃金以下の賃金しか得られず苦しい暮らしを営んでいるたくさんの人々を繰り返し再生産してきた資本主義の社会で、人間は未だに貧困と格差をそのままにしている経済システムのもとで生きています。

もうそんなことを300年ほど繰り返していたら、あきあきするんじゃないでしょうか。たくさんです!!

高望みはしません、標準生計費ほどの収入でいいんですけどね。