2020年2月11日(火)

今日はトヨタ総行動で、10時半から中センターM議長とともに大名古屋ビルヂングの前の日陰の車道側で1時間にわたり、寒さで耳が痛くなるほどでしたが、横断幕持ちの一員として立っていました。デモ行進はラップのコールで、若い女性たちが、ニコニコと好意的な笑顔を送ってくれていました。とても良いパレードだと、評判になるかも知れません。その後、愛労連で栄総行動の印刷して頂いたビラを受け取って中センターに届けて、黒川スポーツセンターへ行きました。交通費は、200円+170円+200円+200円で小計770円です。

食事は朝食が水200㏄とロールケーキでゼロ。昼食がサワラ塩焼きと野菜の煮付けごはんで660円、夕食が天ぷらとわかめ・たこの酢の物、湯葉とご飯で400円、小計1,060円です。支出小計は、1,830円。累計が、46,426円です。

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『賭博者』は、将軍の結婚相手とされているマドモアゼル・ブランシュ・ド・コマンジュの経歴が第8章で明らかとなり、「死んだはずだよ、お祖母さん」がいきなり登場する第9章へとすすみます。イギリス人のアストレイにドイツ人男爵との諍いとか将軍のこしぬけの、しかし主人公をなじり追い出そうとする態度、フランス人が仲介役と言いながらも将軍のいうことを聞くように脅しに来る態度、主人公が恋人と思っている謎の女ポリーナはフランス人の奴隷なのか、イギリス人とはどんな関係なのか、いろいろと絡み合う物語がドストエフスキーの手により着々と展開され、みんながその人の死によって遺産分配にあずかろうとしているお祖母さんが、生きて登場する場面です。仰天すべき筋立てと様々な謎が、続きを読み進める牽引力として働いています。

『下戸の超然』は読み終え、『妻の超然』では夫は捨てられることはなかったけれど、『下戸』の主人公の男は、最後に酒飲みの恋人に捨てられますが、その言い分は決して理解できないものではなく、人をどのように見るかという点で、そういうことはあるんじゃないかな、と思いました。『作家の超然』に、こちらはすすんでいます。

今日のネットの記事に「日本人は、先進国で一番孤独な国民」という記事がありました。その記事によると「2018年、英国シンクタンク「レガタム研究所」が国の繁栄に関する統計を発表」しており、「健康や安全性などの項目が高い指数を指す一方で、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の充実度が149カ国中、99位であり、OECD(経済協力開発機構)に加盟する先進国31カ国中では、30位でした。最下位であったギリシャが、アメリカのRussell Investmentsにより発展途上国に範疇替えさせられたことを考えれば事実上、日本は先進国中では最下位」となっているとのことです。

『下戸の超然』での美咲という主人公の恋人の言い分や活動が主人公によってどのように観察されているか、ということを考えながらも、もっともだなぁ、と思う反面、偽善とはどういうものでどのように見抜くべきか、とか主人公の考え方が必ずしも狭く硬直しているとも思えませんでした。

きょうもそういったところで。