現行の地方最低賃金は「最低賃金」たる役割り・機能を持っているのでしょうか。

「健康で文化的な最低限度の生活を営む」にたる金額というのは、独立単身生計を充足させることができるということから言うと、実に最低生計費とイコールであってはじめて、その役割と機能をはたしていると検証可能となるように考えています。そうしますと、最低賃金と最低生計費が乖離していてはおかしいわけです。また、生活保護費との関係といった点からも、実態において生活保護費が「健康で文化的な最低限度の生活を営む」金額を提供していると、どうして言えるのでしょうか。