2020年2月26日(水)幾度もの2月革命へ挑む

労働会館本館へ行って、日本アクリル支部支援共闘会議結成総会に出席させていただき、帰ってきたので交通費は270円×2=540円です。朝は200㏄の水だけで、お昼ご飯は鰯フライ・牡蠣フライ・刺身盛り合わせで1,264円、夕食はギンムツの煮付け定食880円で食費は2,144円でした。そして新聞代の請求があり、3,497円、支出小計は6181円、累計は90,456円です。

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カフカの「孤独の三部作」の第1巻に当たる、マックス・ブロート版全集では『アメリカ』⇒『失踪者』「Ⅰ 火夫」を読み、「Ⅱ 伯父」へ読み進めています。

主人公のカールが伯父さんのところで暮らし、ピアノを買ってもらった辺りです。

火夫がそのあとどうなったかは分かりません。

カールの性的スキャンダルについては、カール自身がその真相を明かしました。つまり、書き出しの部分の通りだったということです。

少年から青年になりかかっている世代の主人公は火夫の正義を問題にし、船長は規律を問題にする、と伯父さんは言います。けれど結局火夫は見捨てられるように、カールは伯父さんに連れられていくのであり、そのため正義も見捨てられていくように感じられます。なぜカールは火夫の手にすがりついて泣いたのか、それは後で分かってくるかも知れませんが、短編としてこの作品を読むものにとっては、あとではないのだから、最後まで分からなくてもかまわないことであるのかも知れません。

それが作者カフカの書いたとおりのことなのですから、それをその通りに理解することが必要です。ところであと3日間しかありませんから、『失踪者』は読み終わることは不可能です。それでも生活は続き、運動は続き、民主主義革命はつづくことは間違いありません。幾度もの2月革命、繰り返される革命への意志を粘り強く練り上げていくことが必要です。