3月7日(木)最賃生活体験運動26日め-

本日自交一般あいちK君の県労委提出文書についての検討を中地域センターでおこない 230円、そのあと、事務局に提出し都市計画局に栄総行動の集会会場の申請のため移動し、 200円、リハビリに向かい 200円、そして再度中地域センター幹事会へ出席のため 230円、帰りが 230円で交通費小計は1,090円です。

食事は朝がピュアな水200㏄、昼がチキン照り焼き定食 780円、夜が乗刺身のみで 1,350円で食費の小計は2,130円で、今日の支出合計は3,220円です。累計は103,609円です。

 

ドストエフスキーはロシアの皇帝であるツアーリーを暗殺し倒して社会革命を行おうとした事件に連座して絞首台の一歩手前まで行き、帰ってきたひとだと言われています。そしてツアーリーの秘密警察はずっと彼を監視し続けたことが記録に残っているそうです。それは、『悪霊』を書いた後も、『未成年』を書いているときも、危険思想を持っている人物とみられてきたし、事実そうだったのでしょう。

ところで奴隷の反乱や領主に対する農奴たちの殺害を含む抵抗とは違って、労働者階級の革命運動はきわめて系統的で目的意識的なものに変容していると思います。

人間が人間らしく生きていける社会の構築を目指して、まず民主主義の徹底をあらゆる面から追及する運動が積み重ねられ、労働運動がその中心的役割を担って賃上げや労働条件改善等の要求運動をすすめています。

ドストエフスキーの時代と違い、テロルの革命は、レーニンの言うとおり、憤激の自然発生性への拝跪であって、それは領主に対する農奴の復讐と大差が無いし、労働者階級の多数の運動ともなりえないため歴史の舞台から退けられ、かわって労働者階級の先進部隊による目的意識的で系統的で、「計画された戦術」という正しい戦術のもとでの日々たゆまない運動づくりが構築されてゆくのです。1カ月の最賃生活体験運動はそのように働く人々を訓練し、たたかいに立ち上がり運動を粘り強く続け、ひとまとまりの取り組みと言いうる運動のあり方の実践を学ぶのです。

そうした運動の中で働く仲間が生きてゆく、その人生の最も深く繋がって労働運動が形成されることが、労働者階級の階級形成の核心となっていくのではないでしょうか。

そして、あすもと明後日で、最賃生活体験運動が終わっても、こうした生き方を貫くことがいかに大切か、この運動は教えてくれます。

だから、あすも民主主義革命のためにたたかって生きていこうと思います。