3月6日(水)最賃生活体験運動25日め-

本日は昼ご飯をおごって頂くということもあるため、車で移動の後千種駅から中央線で事務所へ 160円、その後リハビリに 230円、そして帰りが 200円で、交通費の小計は 590円です。

食費は朝はピュアな水200㏄、昼はおごりの会席料理(なんと 6,000円)、夕食はチキンクリームシチューの残り、トースト2分の1、プチトマト5個、リンゴ半分、焼き芋で 130円、食費合計130円です。支出合計は 720円で累計は10万389円となりました。

 

例えば三島由紀夫川端康成太宰治坂口安吾などをせっせと読んだ時期もありました。小林多喜二宮本百合子などもかなり読んできました。大江健三郎村上春樹は主要作品は全部読んでいます。本好きなので、新刊が出ると買います。読書が趣味なのです。でも、『騎士団長殺し』をはじめ村上春樹の読み終えたものはすべて二束三文で処分してしまいました。サルトルも『嘔吐』をはじめ古書店にゴミのような値段で引き取ってもらいました。もう床にひびが入るほどの量になっていますので、これ以上は読んでは処分していくほかはありません。なにしろ、『資本論』だけでも岩波文庫向坂逸郎のと、青木文庫の長谷部文雄、同じく日本評論社のは、ただ同然で引き取られていきました。

それでもまだまだ読まなければならない本が山のようにあって、読むまで死んではならないと言われています。自分でもいつか読もう、きっと読もうと思って買ってきた書物は愛着がありますし、それでもまだ欲しいけれど持っていないものもあります。人間の物欲というものも、知りたいという欲望にも、多分限りがないのでしょう。その限りの無いところが、内面世界・精神世界の素晴らしさでもあります。それがただの欲望であるならば、金銭欲や愛欲などと方向が違うだけに過ぎないものなのかとも思います。

井原西鶴が『西鶴諸国噺』で言っているように、人間とは「欲に手足がついたもの」というわけです。ならば、革命欲というのはどうでしょう。人間の向上心を社会とその発展に向けて解放するためには、未来の人間は変革されなければならず、未来社会に適合する発達した新しいひとでなければならないのではないでしょうか。それは民主主義革命での民主主義の徹底を担っていく労働者階級ですね。